INTERVIEW WITH HENRY HOLLAND

一番大きく使う写真 HOUSE OF HOLLAND のデザイナー、ヘンリーホランド氏にインタビュー

HOUSE OF HOLLAND(ハウスオブホーランド)

エディター出身のヘンリー・ホーランドがスタートしたLONDON発ブランド。
2006年に、GARETH PUGHがホーランドの名前の入ったスローガンTシャツを着たり、アギネス・ディーンをモデルに起用し日本でも増々注目を浴びる。
http://www.houseofholland.co.uk/

 

<いつ服作りを始めたの?>

8年前に最初は冗談のつもりでプリントTシャツを作って友達にあげたりしているうちにあっという間に広まって、伊勢丹で大きなエキシビジョンをしたり、ポーターとのコラボレーションをしたり…!可能性を感じて、広げて行けると思ったんだ。それでコレクションを初める事になったんだ。

<今回の東京コレクション(メルセデスベンツファッションウィーク)でのショーについて>

今回でメルセデスベンツファッションウィークへの参加は2回目なんだけど、とても興味深いし楽しいよ! ここでのショーは全然違うんだ。新しいマーケットに新しいお客さんを相手だからね。 同じショーを2回やるっていうのは不思議な気持ち。とても面白い。ショーって普通は1回だけだけど、1回のショーってあっという間に終わってしまう。2回やるというのは人々の記憶にも残るし1回だけじゃ自分自身分からない事も沢山あったし、新しい発見や勉強になる。

 

<日本とロンドンのマーケットの違い>

東京には外人が思いがちな原宿のストリートシーンの様な面も勿論あるけど、シンプル、コンサバ、フェミニンン面もかなりあるということを来てみて知ったよ。 その土地の事を理解するには本当にちゃんとその場に訪れて、人に会って、ショッピングしたりしてみないといけないなと改めて思ったよ。 例えば東コレってパリやロンドンに比べたら規模は小さいけれど、ショーがカスタマーやファンに向けて開催されていると思う。ロンドンでありがちなメディア向けのPRな感じじゃなく、それと同時にお客さんに観てもらえるショーとういのはとても興味深いし大事な事だと思う。

 

<DHLエクスポーテッドプログラムでヘンリーは日本でこれまで2回ショーをしてきたけれど、それってどんなプログラムなの?>

DHLとIMGがファッション業界を支援する為に始めたプログラムなんだ。各国の地元で成功しているデザイナーに国際的な活躍の場を提供するためにニューヨーク、ロンドン、ミラノ、東京の各拠点の審査委員会がファイナリストを選び、選出されたデザイナーはニューヨーク、ロンドン、ミラノ、東京のいずれかのファッションウィークを選んで、そこで2シーズンにわたりショーを開催する権利が与えられるというプログラムなんだ。それで僕は東京を選んだんだけど、東京に何度も来る機会をこうして与えてもらって、色んな事を学んだし、インスパイアされたし、(プレコレクションなんかはデコトラにインスパイアされたコレクションをやったりね)それでどうやってビジネスを広げて行くのか?どんな可能性があるのか?等色々勉強になったよ。 http://dhlexported.com